乳癌の種類によって治療法は違うのですが、HER2陽性型の私の場合、術前化学療法
(抗がん剤)を先にやって、癌をなくなるレベルまでにしてから手術をする治療法となります。
抗がん剤が終わってからの手術までの記録です。
検査の結果から術式決定
2022年1月28日に最後の抗がん剤が終わりました。
その後心臓エコー、心電図とMRI検査を別日に行い手術に備えます。
結果、腫瘍が綺麗に喪失していました!
(まだ腫瘍が残ってる時に場所がわからなくならないよう、患部に針で金属の印を付けられています)
わ〜〜〜い!ガンが消えたなら手術はいいじゃん、とはならず、
画像上は消えていてもがん細胞は残っている可能性が高いので、手術は必須だそうです。
『術式』左乳房部分ん切除+腋窩リンパ節郭清
つまり左胸の腫瘍のあったところと、リンパ転移してる可能性高いからそこもとるよ〜ってことですね。

切除したリンパ節を病理診断に出して転移があったか調べます
10個ぐらいリンパ取ることになるかと

なるほどです!は〜い!
と説明を受けてきました。
部分切除の再発リスクを考えると、どうなのか?といった意見もあるかもですが、
私は少しでも自分の体を残したいな、て考えていて、もし再発してもその時考えれば
いいかな〜、て思ってます。
この頃、コロナがかなり増えている時期で、病棟に支障が出ないうちに早く手術したい
と言われ、予定より10日早く手術することになりました。
入院準備
入院までの間に歯科検診に行くようにいわれました。
抗がん剤前にも行くように言われ、普段からきっちり歯科検診は受けてきているので、問題なし。
抗がん剤を投与すると歯にも影響するので、きちんと診てもらっておくのが大切です。
コロナ禍なので入院前にPCR検査が必要なのですが、なんと検査当日に発熱。
病院に電話したら検査受けにくるよう言われ検査。
結果は陰性。2日間ほど38℃超えの発熱をしました。
その後入院日を迎えることに。
自宅から病院までは車で15分ほど。しかしコロナ禍では面会は一切禁止。
家族は洗濯物を取りにきてくれるとのことでレンタルは利用しないことに。
あとは前開きのパジャマを数枚用意して、旅行なら持って行かない
歯磨き用のコップだったり、お箸セットだったりの用意を。
味覚障害がまだ多少残っているのと、入院前に発熱したため食欲ないまま入院となりました。
入院当日
2022年2月24日、娘に当日は病院に送ってもらい病室へ。
家族は病室に一緒に来てもいいのに、病院前で降ろされて一人で入院。
ま〜、ええねんけども(笑)
術前検査となりますが、数日前の発熱が気になる、と再度PCR検査。
結果は陰性。あとは身長体重やら腕の上がり具合とかの検査。
手術当日
出産以外で入院したことはないけれど、次女が病気がちで幼児の頃入退院を繰返して一緒に
入院生活を送っていたので、病院生活は経験豊富な私。
だけど、今回初めて自身の入院と手術となってちょっと緊張。
2022年2月25日、9時から手術予定。
歩いて手術室に行って手術台に上がって、麻酔科かけま〜す、からもうすぐに
意識がなくなり気がついたら病室でした。
麻酔から覚めても、うつらうつらとしながらでしたが、喉が渇いて仕方ないけど
まだだめ〜と言われて朝まで我慢したよ〜、辛かった。
PCRは陰性だったのに、手術中もまた検査したそうで、万が一があったら〜と
術後ICUではなく個室に入れられたのでした〜。
その後も部屋空いてるから、と退院まで個室を使わせて頂きました(わ〜い)
手術を終えて
乳癌診断されて半年、抗がん剤から手術を終え大きな山場は超えました。
自分は病気にならないという思い込みから、健康にも特に気を使わず生きてきましたが
やはり健康ほど大事なものはないと思い知らされた感じです。
健康でないと人生楽しめないものね。
今回病気になって、身をもって知った次第です。
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